昼間の美しいタナロット寺院
今現在、噴火は少し落ち着いたのかどうか・・・とても気になりますが、
現地の情報では少しずつ平穏なバリを取り戻そうとしている感じが
しています。
バリの友人Sさんも毎日ではありませんが、観光業を再開されつつ
あるようです。
正直まだいつというのは定かではないけれど、私またバリに行きたいなぁ
と強く思ってしまいます。
お寺巡りをしたい・・・
そして、今日はとても美しいタナロット寺院を思い出しています。
満潮の時にはたどり着けない場所にある寺院だけれど、引き潮の時には
手前の部分は陸になるのですぐ近くまで行けます。
なので、どうせなら引き潮の時に行きたいと思うのですが、私個人としては
訪れる時、どちらに当たるかがさっぱりわからないのです。
それから夕焼けに染まったタナロット寺院が有名なのに、私が行くときには
何故かいつも昼間だけ。
一度は夕焼け時に行かなくちゃ・・・せっかく美しいと言われているのでね。
寺院手前の商店街にバリ公認のバリの中では本物とお墨付きのPOLOの店。
POLOは空港を始め、何処にでもあって驚いたけど、なんだか慣れてしまった。
観光地の雰囲気満載!!とっても明るいイメージ!!
そうそう、バリには無数といってもいいくらいたくさんのお寺がありますが、
それぞれお寺の雰囲気というか、オーラというか、説明しにくいのですが
お寺ごとの何か特有の雰囲気を感じます。
でもふと、左側の静かな場所に違う空気を感じました。
この先にある世界はなんだろう・・・と思ったり。
かと思いきや、明るい海をバックにすれば晴れ晴れした場所もあって
気分も同じになります。でも下の写真は横から撮したものです。
柵が付いていなくて高いし・・ちょっと恐くないですか?
なんだか少し引き潮になってきたような。
引き潮になると岩場の小さな洞窟に縞々の聖なる海蛇を拝むことも出来ます。
次回訪れるときには、やっぱり引き潮がいいかも。
美しいバリの月
アグン山が噴火している様子を現地のSさん撮影の動画から見ていました。
正直とても心配なのに、ここ(日本)にいる私には何もすることが
出来ないでいます。
噴火はもう凄く恐怖の域に達していて、現地のバリの方々は本当に無事で
ありますようにと心底思います。
表現が難しいですが、バリは私にとっても思い入れのある場所・・・
ずっと前からそんな風に思って旅をし続けていた場所だったから
とうとう噴火が始まって・・・
バリのすべてが元のバリに戻れますように!!
ちなみにSさん・・昔から「アグン山が噴火したらもうダメよ・・・」と
よく言っていましたが、今日は「お客さんいなくなってしまった・・」と。
噴火がおさまり、落ち着いたら・・まずは行ってみようと思います。
お寺巡りをしたい・・
子供たちはどうしているか・・・大丈夫だろうかな・・・
ブログのタイトル通り、また訪れるためにということで、これからも
いろいろな話を続けていこうと思います。
鳥はどうしているだろうか?いつも近くに見ることが出来たけれど、どこかに
避難できているかな?
地球は生きているということを実感する噴火。
様々な困難が起り続ける世界というのは地球上でつきまとうものですが
そんな中でも乗り越えられる力をもって日々生きていくことは
祈ることと深くつながっているような気がします。
バリのお月様を見ながら過ごした夜。
それはそれは美しいお月様でした。
バリの話(少し休憩)
少し日数の間が空いてしまいました。
今現在のバリはアグン山の噴火の恐れで楽しい話をすることがなかなか出来ません。
でも、私にとってバリは大好きな場所であることには変わらない・・・
なので、やっぱり好きなバリの話は続けたい・・と日々思っています。
次にバリに行く時、変わらない神の島がそこにある。
そんなことを考えながら・・・ふと、よく泊まったホテルを想います。
大型ホテルではないけれど、ヌサドゥアの静かな海を眺めながらこのプールで
漂うのが好きです。
この時は夕方で人気が引いた時刻。この日は外から帰って来て、ふら~っと
プールの周りを歩いています。
決して高くないホテルの料金。バリには新しいホテルが次から次へとOPENする
ので少し前の時期に三ツ星なんていわれていたホテルが影を潜めていきます。
でも、私はヌサドゥアのアストンが好きです。部屋もOPEN当時から変わらないまま
綺麗を保っています。今現在はホテル名がグランドアストン・・と変更されました。
太陽の明るさというのは、日本でも充分なのに、この場所での空気と日差しの
美しさというのは、何が違うのでしょうか?
現地で景色を眺めるときには、いつも「この空気や景色を自分に焼き付けよう」
と思います。
そして、ホームグラウンドに帰ってきてほっとするのも事実ですが、日本にはない
バリの空気を感じたい・・とつい考えてしまいます。
素晴らしいカフェ
またケーキ。
そこらの道をウロチョロと散歩していると、必ず休憩が入ります。
普段はしょっちゅう食べないけれど、旅だと入る店入る店でケーキを注文してしまう。
そして、毎回思ったのは、ケーキに限らず食べ物全般に対して何処の店でも
満足する量を出してくれること。
ほらね、ここのケーキも結構な大きさです。味も文句なしで満足だし、見た目も
いい感じですね。ドリンクも相変わらずたっぷり。
この店はサヌールのバトゥジンバーでしたけれど、混んでいる日曜のマーケットを
避けて空いてる時に行くと本当にくつろげますね。
くつろげるといえば、ウブドにもいい店があります。
ウブドといえば、美術館や市場、沢山の出店や王宮などがひしめきあい
高台がないように思いがちでしたが、ここ、ブランコ美術館内にある
カフェはすごい穴場!!
なのに、知名度が薄いらしくひっそりとしていました。
それが私どもには好都合でとても素晴らしい景色と品の良いデザートを
堪能することができました。
テーブルからの眺めが緑一色で清々しい!!
店の中をぐるりと見回して、客は我々のみ!もったいない!
エントランス側の道も素敵!!
そして、お腹いっぱいになったデザート!!
ご機嫌な面持ちで、遠くの景色を眺めると、小さく人の姿が見えたので、
何してるのかなぁっと拡大して撮ってみました。
(上の写真のピンクの円で囲った部分の拡大です!)
人が仲良く歩き中。
そして、こちらは・・きっと誰にも見えてないと思っているらしい。
すみません。見えてしまいました。
シーュークリームデビューのSさん
私は凝り性なので、一度美味しいと思ったお店は何度でも通うタイプ。
それは、ウブドにあるシュークリームが美味しいケーキ屋さん(ホワイトボックス)
一日中いろいろな場所に行き、友人でガイドのSさんも、さぞ疲れているだろうと
思ったので、この店で、シュークリームやケーキをご馳走しようと中へ入りました。
すると、Sさんが急に「私・・恥ずかしいです。」と顔を赤くし始めました。
私達は驚いてお茶することがどうして恥ずかしいのかと聞いてみると、
「バリ人はテーブルを囲んで食事したりしない、何か食べたり飲んだりするときは
1人で食べます。それに、私、こういうもの食べたことないです。」
ということでテーブルを囲んで顔と顔を突き合わせて食べたり飲んだりする
やり方は苦手ということでした。
そういえば、昔、別の若い男の子がガイドをしてくれたことがあり、お礼に
食事をしましたが、彼がとても緊張していたことを思い出しました。
また別の人は一緒の食事は頑なにしなかったこともありました。
でも・・・今回は・・・結局テーブルを囲んでSさんと私達夫婦の3人で
仲良くケーキやシュークリームを食べ、お茶を飲みました。
最初は緊張していたSさん。でも慣れるのって早いですね。
あっという間に平気な顔になってその後、初対面の観光客の人と
テーブルを囲んでいる写真をFaceBookに載せたりして楽しそうです!
1人2個(シュークリームとケーキ)ずつ食べました!!
シーュークリームはクリームがたっぷり入っていてすごく重たいのにびっくり!!
この店は、何年経ってもずっと変わらずおすすめの店です。
キッチンを覗いたら(トイレへの道から見えた)ここで一所懸命作ってるんだな
ってわかるような雰囲気のするキッチンで、さらにお気に入りになりました。
(追伸ですが・・・その後、噴火の件でなんとホワイトボックスが閉店して
しまったらしいです。その情報を知り、とてもショックですが、何と言っても
売っている洋菓子が素晴らしいし、その作り手も存在しているのですから
いつかまた再開してほしい!!!と客の立場で思っています。)
食事は何処も美味しいですよ!
食べ物の話。
今まであまり触れていませんでしたが、バリの食事について、私個人の
見解ではありますが、バリ滞在中に出てくる食事で不味いなぁと思ったことは
実は一度もないんです。
それは、ホテルレストラン、街中のレストラン、スーパーにあるフードコート
観光地にあるレストラン、道路沿いにあるバリ地元の個人の食べ物屋さん
いろいろなパターンの店で食べました。
人それぞれ感じ方があるとは思いますが、基本的に味付けが日本と似ている
感じがします。
そして、その味は何処のレストランに行ってもさして変わりはありません。
一度、バリに住んでいる日本人の女性と知り合い、食事の味付けについて
尋ねてみると、
「観光客用の味付けは地元の私達とは少し違うのよ、でも、バリでよく使う調味料の
ひとつに(味の素)を使うのよ。まあ、地元の人たちの食事は動物油が主体だから、
ちょっと味の感じは変わるけど、それもとっても美味しいわよ。」とのことでした。
そうか・・・味の素か・・・なるほど・・・
もちろんバリの祭礼などの食事は、神様へのお供え物としての食事なので、
今回の食事の話とは異なりますのが、別の機会に書きたいと思います。
例えば、こちら、テガララン(雄大な棚田)を眺めながらのレストラン。
右の大好物のソトアヤムは(チキンスープ)外食とは思えない具の多さ。
左のチャプチャイは野菜の量が真面目に入っています。
家庭で作る具沢山のご飯と同じ感覚。
どこのレストランでもほぼこの感覚なので、外食を続ける海外旅行なのに
健康的な食事が続きます。
壮大なグヌン・カウイ
11世紀の遺跡、グヌン・カウイ遺跡
当時の王家のお墓として造られた遺跡だそうです。
ここは他の遺跡と印象が違います。それは、この遺跡は
隠されている感があったから。
きっと当時は簡単に見つけられないように、王家のお墓を奥地へ造って
守ろうとしたのかなと感じました。
結構な長い距離の細い道を階段で降りていきます。帰りの登りが恐ろしい・・・
でも到着するとこんな巨大な遺跡。当時の王家の偉大さを感じます。
11世紀にこれだけの岩を削るのはどれだけの労力が必要だったのでしょう・・
実物を目の前にすると、とても感嘆します。
そして、もう一つ是非見てみたかったのが、王家のお墓が造られた後、
僧侶の方たちが修行を行うために造られた修行庵
こちら、この穴の中に一人ずつお坊さんが入ってお経を唱えていたそうです。
Sさんも、素晴らしい遺跡だという思い入れが強くあり、説明にも熱が入って
聞く私も興味津々。
ここから流れる水は、11世紀当時から流れている水路だそうです。
この水をお坊さん方は生活水に使用していたかもしれませんね。
今は、ほんのわずかしか流れていませんが、水源の場所は未だに特定されて
いないそうです。
この水ひとつ見ても、この遺跡の壮大さをかみしめることができます。
それから、周辺を歩いていると、立派なこちらを見つけました。
こちらは偉い方のお坊さん用の庵だそうです。中を覗くと一目瞭然!
それにしても、当時の状況を想像すると、森の奥地にある王家の
お墓にある場所で祈りを捧げることは、素晴らしく、誇らしいもの
だったのではないでしょうか・・と思います。
この眺めは、11世紀のものとどのくらい変化したのでしょうか?知りたいです。
しかし、階段を登り、遺跡から離れると現代の空気。
お土産屋さんが待っています。