クラクション使用頻度大のバリ
夕方時間ギリギリに立ち寄ったゴア・ラワ寺院
他のお寺と違い、ここにはお寺の部分として洞窟があり、無数のコウモリが
ひしめいています。
撮った写真はちょっと引いてしまう凄さなのでコウモリを
載せるのはやめにしました。
けれど、とても神聖な場所のオーラが漂っているようで、現地の方が
ひっきりなしにお参りしています。
振り向くとすぐに幹線道路があり、時刻は夕方6時、ちょうど一日の
仕事が終わり家へと帰っていく車が次々と通り過ぎていきます。
そして、すべての車がプップとクラクションを鳴らして過ぎていきます。
バリは日本車が多いからクラクションも日本と同じ音なはずですが、
何故でしょう?音が心地よく聞こえるのです。
そしてすぐに納得しました。
「お寺の前を車で通る時には祈ることが出来ないから、祈りの代わりに
クラクションを鳴らすんだ、それと挨拶や今日も1日ありがとうございますと
いう気持ちなども含めてね」とのこと。
なるほど・・・と。だからうるさく感じないのかぁ。
そういえば、車に乗っていると、運転手の方は年がら年中という感じで
クラクションをよく鳴らしています。
それは車どうしのおしゃべりのように聞こえるときがあります。
「ちょっと前に入っていい?プー」
「べつにいいけどプー」
「ちょっと危ないじゃんプー」
「あ、すまないプー」
ってな感じです。あおっている車は一度も見かけたことはありません。