聖なるルンプヤン寺院~7
休憩もそろそろ終わり。
そしてその先へ行きましょう!!
ここからは山道。こんな細い道をしばらく歩き続けます。
ガイドブックには、ヒルがいると書いてあったので、少し嫌だな・・と緊張
しながらの歩きでした。
それをガイドのSさんに話すと、「ああ、ヒルね。あれはね、体の悪い毒を
吸ってくれるからいいよぉ。それに疲れの気も吸ってくれるから、悪い虫
ではないよ。」 とのことです。
ちなみにヒルには遭遇しませんでした。その代わり、この後、山の斜面の
茂みから何やらゴソゴソガサガサと音が聞こえてきました。
もし、ここが高尾山だったら何も気にしなかったのですが、やはり異国の地。
もしやクマでは?と真剣にひるんでしまいました。(笑)
しかし、そこから出てきたのは、村の若い女性。何をしていたのかは不明
ですが、何やら草を刈っていたようです。
それにしても驚きました。だって普通なら人はいないはずと思えるような
急斜面の茂みから突然ヌッ・・と綺麗な女の人が登場するのですから。
気を取り直して歩いていると、気づけば甥っ子くん、少し静かです。
そして、階段の先に小さな屋台を見つけました。
着くと、そこは祭礼に来た人たちのための屋台でした。
ここも閉店間近らしく、店番の女性が静かにお供え物を作っていました。
すかさず甥っ子くんがSさんに何か言いました。
「お腹が空いた!!何か食べたい!!」
とのことで、再度休憩。屋台のおかゆを買いました。