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バリは神の島~~☆☆また訪れる日のために~~☆☆

聖なるルンプヤン寺院~8

結構な高さまで登って来ました。

山道の途中、いくつかの小さなお寺を通り過ぎ、大きなお寺へたどり着きました。

ここからの眺め。

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上の写真の真ん中あたり、山の上に建物らしきものが見えます。

拡大してみると下の写真です。

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そうです。一つ目のルンプヤン寺院が随分下の方にあります。

その先に見える白い屋根の建物は地上です。

なかなか山登り、いい所まで来ました。

この階段を登るとお寺がありますが、Sさんと甥っ子くんは疲れちゃったから

下で待っているとのことでした。

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そして、上はこのような場所です。

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全体的に色が黒。さらに階段を登りたかったのですが、祭礼をしている

人がいるので遠慮しました。

そう度々来れる場所ではないので、ここでは景色を堪能することにしました。

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こんな感じで眺めています。

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すると、山の中央部分に何やら村のような建物群が見えました。

聞くところによると、このルンプヤンの山の村人たちの村だそうです。

 

それにしても、山は大きく・・歩く距離は長く・・何処へ行くにも大変

なのに、今日出会ったこの山の村の方々は、まるで気にしていないかの

ように、この山すべてが自分の家のように思っているのでは、と感じました。

 

それだけ自分の居場所にオーラが張り巡らされているということでしょうか。

神様がいるルンプヤンに守られて日々暮らしているのだなと思いました。

 

この話に通じることで、驚いたことがひとつありました。

帰りの車中、長い山道を下っていると、少し雨が降り始め、夕方なので

暗くなってきました。すると、人気のいないそんな山道に、なんと

10歳くらいの小さな女の子が1人で道沿いに立っているのです。

おそらく村の子供だと思います。

普通なら考えられないことですよ。山の中に子供が1人。

でも、きっと大丈夫なのだろうと信じます。女の子は全く

不安そうな顔はしていませんでした。きっと近くに家があって

誰かが迎えにくるのでしょう。

同世代の娘さんをもつSさんも特に心配する反応はしなかったです。

 

でも、ドキドキしました。寒いだろうに。

早く家へ帰ってね。と思いました。