聖なるルンプヤン寺院～４

一つ目のルンプヤン寺院を登るとここへ出ました。

ここで祭礼をするのは、大抵午前中とか、朝日を見る時刻に

集まる人の数が多いとのことで、人がいなくて静かでした。

静かなこの場所は私にとってまさに「神様は高いところにいらっしゃるんだな」

ということが、そのものという感じで、そうすると実際に神様を見てみたい・・

などと思い、一番奥にある神様が降臨する祠を見てみました。

そして、このように神様を拝むことができました。

神様のいる場所です。

友人であるガイドさんは、ニヤっとして言いました。

「ここに神様がいるよ。でも、あの中にあるのは神様の存在を表したもので、

象徴だから、まぁあれは違うけどね。」

とドライな説明をされました。でも、私は何かこう実際に目で見えるものが

あったほうがいいなと思いますね。

しばらくこの空気に浸っていると、後から来た観光客の夫婦が、

この神様の祠の上に乗っかって写真をバシバシ撮り始めました。

友人は即夫婦に注意をしました。怒っていました。

バリには神様の祠が、人が入れるくらいの大きめのものがよくあります。

「ある時、外国人の観光客の男女が家だと勘違いしたということで、中に

入り込んだという事件があり、ニュースに出たんだよ。」という話を聞きました。

「もしこれがバリの人なら大罪だよ。」と。

そりゃそうですよね。神様への冒涜ですね。

訪問したその国、その国の人が大切にしている気持ちを敬うことは、

とても大事なことです。

ルンプヤンの神様！！