人様の家を見学出来るパンリプラン村~その3
バリの村には、必ず村人の集会所、兼その他お祭りに関して等に使用する
広場があります。
私は、日本には無い文化として見学可能ならば、全部見てみたいので、
現地の方から「そっちは何にもないからつまんないよぉ」と言われても
興味津々で村の奥にある集会所を見学させていただきました。
200人ほどの規模でも立派な盆踊りが出来るくらいの広場には見学している
人は見当たりませんでしたが、何か工事をしている騒音が響いていました。
けれど、その工事は興味深い!!
それは、バリの随所にある素晴らしい石の彫刻を作成している工事でした。
バリには割れ門、階段の脇の象、お寺等無数の素晴らしい石の彫刻が
たくさんあります。それらはずーっと長い年月存在するもので、さぞ
これらの彫刻を作った方は作品に思い入れ、誇りに思われているのだ
ろうと、私は彫刻を作成している現場に出会いたいと思っていました。
なので嬉しい!!
早速、お話することが出来ました。
彫刻を作成しているおじさんは、日本だと工務店や大工さんのような
感じで黙々と注文通りの仕事をしています・・みたいな雰囲気でしたが
作品は素晴らしいの一言!!しかも出来たての彫刻なので色も綺麗!!
階段の手すりが長~い龍になっています。バリのあちこちで見かけます。
こんな大作をなんと3ヶ月くらいで完成させるそうです。
そうして話の流れで聞いてしまいましたが・・・おじさん曰く
「ええとね、料金は320万ルピだよ、再来週もらえるんだ!!」
と嬉しそうでした。日本円だと3万円くらいかな。
素晴らしい職人さんでした。写真を撮らせていただきました。
~☆~☆